世界的な新型コロナウイルスの流行だとか、円安だとか、そういう大きな話の結果として、
気がつけば身の回りの物価はだいたい全部高くなっている。
合板も例外ではない。
いや、正確に言うと合板は2015年あたりから、じわじわと嫌な感じで値段を上げてきて、
2021年の春頃からは、もう遠慮というものをやめた。
では今現在(2023年6月)、
ホームセンターで普通に売られている合板はいったいいくらになっているのか。
関東圏を中心に、
実店舗とネットショップで定番のラワン合板(3×6サイズ)の価格を並べてみた。
合板の値上がり状況
いわゆるウッドショック、というやつで、
合板に限らず木材・建材はだいたい全部、景気よく値段が跳ね上がっている。

今回の物価高は輸入材の高騰が大きな要因らしいが、
集成材に関しては、どうやら国内自給率がよほど心細かったようで、
合板以上に、ちょっと様子がおかしい上がり方をしている。
合板についてだけ見ても、
上のグラフを見る限り、
2015年から2022年の間で、およそ1.6倍。
冷静に考えると、なかなかの数字だ。
普通合板4mm/3×6サイズの価格相場
2023年6月時点で、
私が確認できた価格を、ざっくり表にしてみた。
同じ企業でも、支店によって値段が違ったり、
気づかないうちに価格が変わっていたりするので、
あくまで「だいたいこの辺」という目安として見てほしい。
また、一口に「普通合板」と言っても、
実際には製造元も品質もバラバラの別物なので、
単純比較できない点も踏まえたうえで眺めてもらえればと思う。
| 店舗/厚み | 4mm | 5.5mm | 9mm |
| コメリ | ファルカタ/1250円 ラワン2類/1350円 | ファルカタ/1480円 ラワン2類/1550円 | ファルカタ/1780円 |
| ナフコ | ラワン2類/1680円 ラワン1類/2280円 | ラワン2類/1980円 ラワン1類/2780円 | ラワン2類/2480円 ラワン1類/3980円 |
| ビバホーム | ラワン2類/2068円 | ラワン2類/3278円 | ラワン2類/3608円 |
| ケーヨーD2 | ラワン2類/1188円 | ラワン1類/2508円 | / |
| ジョイフルホンダ | ラワン2類/1263円 | ラワン2類/1483円 ラワン1類/1593円 | ラワン2類/1958円 |
| カインズホーム | ラワン2類/1300円 | ラワン2類/1550円 | / |
※1類、2類って何ぞや?と思った方はこちらのページもご覧いただけると役に立つかもしれない。
最後に
普通合板のほかに、
現場でもDIYでもよく使われるのが針葉樹構造用合板だ。
おおざっぱな記憶で恐縮だが、
2〜3年前なら、1200円前後で買えていたはずのものが、
今では12mm/3×6サイズで2000円前後。
細々と家具工房をやっている身としては、
正直、なかなかしんどい状況である。
……まあ、
文句を言っても合板は安くならないので、
今日も必要な分だけ買って、
何事もなかった顔で仕事をするしかない。



